株購入と株主優待

表題は「株主優待で生活費を節約」ということですが、優待目的の株式投資であっても、これは前提に投資があるわけで、その点についてはまず心掛けておきたいことがあります。
まずは余裕資金を使うことです。投資する金額の上限をしっかり決めておき、それ以上は絶対に注ぎ込まないことです。また優待目的ではあっても、損切と利益確定の水準についても決めておかなければなりません。
最初からやや話は堅くなり、申し訳ないのですが、ここは是非おさえておいてもらいたいのです。
株主優待というのはあくまでも会社からのお礼ということなので、ずっと続くという保障があるわけではありません。会社の事情によっては廃止されたり変更されたりもします。もちろん逆に、新たにスタートさせる会社もあります。今は利用できるサービス内容でも、老後になったら利用しなくなる優待もあるはずです。従って、株式を購入する会社は適宜見直すことも必要なのです。
最近話題のNISA(少額投資非課税制度)の口座を作り、そこから購入すれば、年間120万円までは配当金と売却益への課税がありません。5年間だけですがマメに利用したいところでしょう。
金額は10万~20万円でも優待導入している会社への投資はできるので、まずは少額から初めてみることでしょう。それに株式は、日々値動きします。自分の株がなぜ上がったか、なぜ下がったかを考えるのは頭の体操になりますし、政治、経済にも興味が持てるかもしれません。